夜中のホープ軒 吉祥寺編

食事時と違い、夜のホープ軒には、普段と違った人達がいます。そー言う、自分も普段と違った人達の部類だったりするのでしょうか。

JR中央線が予想外に運休になってしまったり、行きたくも無いのに乗り過ごして来てしまったり、帰りが遅くなったのでお腹を満たしにと、意図的で無いアクシデントの場合が多かったです。
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昼食時は行列が出来るほど並んでいる光景が一般的です。夕食を食べに行ったことは数回ですが、やはり行列が出来ていました。鏡越しの注文がお馴染みです。

良く良く考えてみると、行列に並ばずに、ホープ軒を食べたことは、夜中に行った数回だけの様な気がします。では席はガラガラかと言うと、それほどでもなく、半数位の席がお客さんで埋まっていました。

夜中にホープ軒が恋しくなる人達が結構いるものです。私が食べたホープ軒の中でも、ここ吉祥寺のホープ軒は、ひときわ あっさり感があるので、夜食としては、おすすめです。ただし麺の量が多いです。

夜中は平日は午前3時まで、日祭日は午前2時まで営業しています。

そんな夜中のホープ軒で、今までラーメン屋さんに行って、変わったお客さんに出会いました。私より先に着席していて、当然、そちらの方が先にラーメンが到着します。空腹感で早く食べたいので、どうしてもそちらのラーメンに目が行きます。

一口、二口食べて、出て来た言葉が、「あ~まずい」。えっ?と思いますよね。店員さんは知っているのか、無視しているのか、判りませんが、普段と変わらぬしぐさで、ラーメンを作り続けています。

でも、食べ続けているのです。「あ~まずい」「こんなにまずいラーメンは初めてだ」と言いながら食べ続けています。

そのうち自分の分が到着です。ニンニクを頼んでいるので、到着したら、コショウを一振り、唐華をスプーン一杯弱をかけて、スープと麺を混ぜます。お決まりのルーティーンです。
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スープを飲んで、美味しさを実感します。麺を食べて幸せを噛み締めます。

席を一つ空けて座っていた、まずいと言うお客さんは、まずい、まずいを連発しながら、完食して行きました。何だったのかなと不思議な感覚だったのと店員さんも普通にしていのも不思議でした。

食べている最中は、ホープ軒の美味しさで気にはなりませんでした。

出会ったお客さんの中でも一番変わったお客さんだった気がします。中年のおじさんでした。

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