王道のカップ・ヌードルの食べ方

日本の国民食・ラーメン。 世界中に愛されて進化しています。 味を究めるために上質な素材を使い、日々改良を重ね、至福の一杯を提供してくれます。 一方で、変わらぬ味と言うのは、とても魅力的で、ふとした時に原点回帰したくなります。いつまでも存在し続けていて欲しいものです。 家庭や外出先で食べられるカップ・ラーメンは、調理不用で手軽に食べられ、しかも手ごろな値段で若い頃から大変お世話になっています。カップ・ラーメンの元祖が日清のカップ・ヌードル。今でも変わらぬ美味しさが、懐かしさも手伝って何度も振り返っています。 初めての出会いは、小学生の頃の海水浴だったと記憶しています。海水浴で腹ペコの子どもの胃袋をプリプリの大きなエビとアツアツのラーメンが満たしてくれました。 家族での海水浴には、手作りのお弁当を持って行くのが定番でしたが、早朝出発が常なので、朝食で食べきってしまったのか、定かではありませんが、いづれにしろ、海の家で食べたこんなにも美味しいものがあったのかと驚いたカップ・ヌードルです。子どもには少しのびたくらいが丁度良いです。 その後、ほとんど口にすることは無く、バイトで稼ぎ、結構羽振りの良かった高校生まで記憶は飛んでいます。野球場のビール売りでロッカーの出口に休憩室があり、バイト終了後に自動販売機にお世話になりました。 球場のスタンドを歩き周り、クタクタになった足腰には、固いパイプ椅子が天国のような安らぎを与えてくれ、3分間の待ち時間が、まるでマッサー…

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ラーメンマン

ラーメンマンとはキン肉マンに登場する超人の一人でキン肉マンの友人。その名の如く中国出身でカンフーの技が得意です。世の中には自分と似た人が三人いると言う通り、会社にもラーメンマンにそっくりな先輩がいました。 長身でやや細身、縦長の顔立ちで切れ長の細目。さすがにヒゲはありませんでした。カンフーを使うわけでも、中国語を話すわけではありません。確か出身は宮城でした。 本場、中国でも拉麺はありますが、日本の方がはるかに美味しいです。日本食レストランのラーメンは美味しいと中国人も言っていて人気店もあります。 中国でも人気、味千ラーメンはこちらから ラーメンは中国から日本にやって来て進化をして、中国や海外に広がっています。 中国人は拉麺をいつも食べているかと言うと違います。炒飯も食べます。でも主食は日本と同じで白米です。野菜や肉類を炒めたり、焼いたりした料理と一緒に食べます。青椒肉絲(チンジャオロース)、野菜炒め、茄子の炒めもの、麻婆豆腐、トマトと玉葱の炒め物、ザリガニなどをオカズにします。 炒飯や拉麺はたまに(週一回、二週に一回くらい)食べる感じです。味付けは地域によってかなり違い、一般的に南の湖南省は唐辛子の辛さ、西の四川省は山椒の辛さがあり、辛過ぎて食べられないものもありますが、慣れるとはまります。 ➜中国人も大好きな火鍋はこちらから。締めのラーメンもいけます。 〇〇あるよー。□□あるかー? なんてしゃべり方は誰一人いません。中国風マジシャンのコメディアンにすっかり…

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給食の麺と言えば

食パン、牛乳、マーガリン、・・・ と言う給食の献立表を見るとあまり楽しみが無かった贅沢な小中学生時代。と言うか、献立表は月次なので、一か月に一回の配布です。親になって思うのは、つくづく献立がバラエティ豊かになったことと、今夜の夕食の献立を考える手助けになること。です。夕食を私が作る訳ではありませんが、昼夜同じメニューにならないようにと妻が忘れないように、冷蔵庫に貼っていました。 自分が小中学生だった頃は、たぶん、月の初めに配られる給食の献立表を見て、嬉しいのは、クリスマスの特別メニューです。具体的な料理は書かれていなくて、おたのしみメニューとか書かれていたと記憶しています。そんなおたのしみメニューがクリスマス以外にも無いかなと見るのが楽しみでした。子供の日は学校休みだし、🎎ひなまつりに少し洒落た料理が出たのかなぁ・・・。学校でちらし寿司を食べた記憶は無いし。 献立表を見るのは月一回。後は電話が置いてあった茶だんすの横に貼ってありました。きっと母親が見易かったからでしょう。 記憶では、子供の頃の給食は、週に一回、マーガリンか牛乳が変わる。マーガリン➜いちごジャム、チョコクリーム、ピーナッツバター、牛乳➜コーヒー牛乳、オレンジジュース。牛乳のことを父親は白牛乳と言っていました。近くの銭湯に行った時に、白牛乳と言っていたのを覚えています。もちろん腰に手を当てて一気飲みするのが基本ですが、良く覚えていません。大人になってから行った銭湯では、風呂上りに牛乳なんて勿体なくて飲みません。…

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